赤石小屋(赤石岳) 宿泊体験記
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私もそうなのですが、
北アルプスと八ヶ岳の山小屋は綺麗でサービスが良いところが多いけど、
南アルプスの山小屋は綺麗で快適っていうイメージが無いんだよなぁ・・。
と。
でも、そんなことありませんよ。
今回泊まった南アルプス南部(それも東海フォレスト管理)の山小屋は、綺麗で快適でサービスも悪くなかったです。
※南アルプス北部は、まぁそれなりですが・・・。(白根御池小屋以外)
そんな感じで、今回は数ある南アルプス南部の山小屋から赤石小屋をご紹介します!
赤石小屋は、椹島(さわらじま)ロッジから登り5時間、赤石岳まで登り3時間のところにある樹林帯に位置しています。
■赤石小屋の公式HPはコチラ
この赤石小屋は小屋番さんが女性ということで雑誌にもよく掲載されてますねー。
更衣室にミニ鏡があったりと、女性の視点と配慮が活かされた快適山小屋です。
荒川小屋の前には木のベンチが4つほど並んでいて、皆さん、バーナー等を使って食事を作ったり、くつろいだりしています。山の絵を描いている人が多かったなぁ・・。しかも上手い!
ベンチの上には、メニュー表と山小屋スタッフの写真や自己紹介、ウンチク(東海フォレスト送迎バスの仕組み等)等がかかれたクリアファイルがあって、楽しんで読めますよ。
ちなみに赤石小屋の入口横には温度計があって、13時30分で25℃でした。(今日は暖かい!)
<赤石小屋 全景>
赤石小屋に着いたらまず受付しましょう。小屋に入ってすぐ左が受付です。
受付では、希望する食事の時間と前泊地と後泊地も聞かれます。
(前泊地と後泊地の情報は無線で情報交換してると思われます)
食事時間は受付順に希望を聞かれて埋まっていくので、早めの夕食・朝食が希望なら早めの受付が必要ですね。
今回、受付は13時頃。食事は朝夕ともに一番早い時間帯と取ることができました。
赤石小屋に限らず、東海フォレスト管理の山小屋では10名以下は予約不要です。
一泊二食付き(寝具付き)9,000円に、トイレ利用料100円で、合計9,100円を現金で支払います。クレカ不可。
※ちなみに素泊まりは5,500円+寝具500円です。
<赤石小屋 受付>
赤石小屋内は土足厳禁。
登山靴は玄関にある靴箱に収納します。靴間違え防止用の洗濯ばさみもありますよ。
外に出るときは、外履き用のサンダルもあります。
ハンガーも置いてあって、一人二つまで使わせてもらえます。
<赤石小屋 玄関>
受付の周りには売っているものディスプレイが。
まず目に付くのが赤石小屋オリジナルTシャツ(半袖2800円、長袖3500円)でしょうか。
飲食関係でいくと、
ビールは500mlが800円、350mlが600円(ドライ・ラガー・エビス)です。夕食時の注文も可能です。しかし、皆さん良く飲みますねぇ・・・。
カップラーメン500円、カロリーメイト300円、ポテトチップス2〜300円、うまい棒3本100円、野菜ジュース300円、ウイスキー1000円、缶チューハイ、カップ酒、カップ焼酎(いいちこ)、グラスワインが500円、ノンアルコールカシスオレンジ400円、梅酒300円、静岡の地酒6〜1,000円などなど、いろいろ売ってます。
グッツでは、カイロ、フリーズライト100円、耳栓500円、山バッジ500円です。
<赤石小屋 売店>
北アルプスと八ヶ岳の山小屋は綺麗でサービスが良いところが多いけど、
南アルプスの山小屋は綺麗で快適っていうイメージが無いんだよなぁ・・。
と。
でも、そんなことありませんよ。
今回泊まった南アルプス南部(それも東海フォレスト管理)の山小屋は、綺麗で快適でサービスも悪くなかったです。
※南アルプス北部は、まぁそれなりですが・・・。(白根御池小屋以外)
そんな感じで、今回は数ある南アルプス南部の山小屋から赤石小屋をご紹介します!
赤石小屋は、椹島(さわらじま)ロッジから登り5時間、赤石岳まで登り3時間のところにある樹林帯に位置しています。
■赤石小屋の公式HPはコチラ
この赤石小屋は小屋番さんが女性ということで雑誌にもよく掲載されてますねー。
更衣室にミニ鏡があったりと、女性の視点と配慮が活かされた快適山小屋です。
荒川小屋の前には木のベンチが4つほど並んでいて、皆さん、バーナー等を使って食事を作ったり、くつろいだりしています。山の絵を描いている人が多かったなぁ・・。しかも上手い!
ベンチの上には、メニュー表と山小屋スタッフの写真や自己紹介、ウンチク(東海フォレスト送迎バスの仕組み等)等がかかれたクリアファイルがあって、楽しんで読めますよ。
ちなみに赤石小屋の入口横には温度計があって、13時30分で25℃でした。(今日は暖かい!)
<赤石小屋 全景>
赤石小屋に着いたらまず受付しましょう。小屋に入ってすぐ左が受付です。
受付では、希望する食事の時間と前泊地と後泊地も聞かれます。
(前泊地と後泊地の情報は無線で情報交換してると思われます)
食事時間は受付順に希望を聞かれて埋まっていくので、早めの夕食・朝食が希望なら早めの受付が必要ですね。
今回、受付は13時頃。食事は朝夕ともに一番早い時間帯と取ることができました。
赤石小屋に限らず、東海フォレスト管理の山小屋では10名以下は予約不要です。
一泊二食付き(寝具付き)9,000円に、トイレ利用料100円で、合計9,100円を現金で支払います。クレカ不可。
※ちなみに素泊まりは5,500円+寝具500円です。
<赤石小屋 受付>
赤石小屋内は土足厳禁。
登山靴は玄関にある靴箱に収納します。靴間違え防止用の洗濯ばさみもありますよ。
外に出るときは、外履き用のサンダルもあります。
ハンガーも置いてあって、一人二つまで使わせてもらえます。
<赤石小屋 玄関>
受付の周りには売っているものディスプレイが。
まず目に付くのが赤石小屋オリジナルTシャツ(半袖2800円、長袖3500円)でしょうか。
飲食関係でいくと、
ビールは500mlが800円、350mlが600円(ドライ・ラガー・エビス)です。夕食時の注文も可能です。しかし、皆さん良く飲みますねぇ・・・。
カップラーメン500円、カロリーメイト300円、ポテトチップス2〜300円、うまい棒3本100円、野菜ジュース300円、ウイスキー1000円、缶チューハイ、カップ酒、カップ焼酎(いいちこ)、グラスワインが500円、ノンアルコールカシスオレンジ400円、梅酒300円、静岡の地酒6〜1,000円などなど、いろいろ売ってます。
グッツでは、カイロ、フリーズライト100円、耳栓500円、山バッジ500円です。
<赤石小屋 売店>
玄関を入ると、真正面に談話スペースと2階へ続く階段。1階左右に就寝スペースがあります。
2階も就寝スペース。登ると暖かいです。寒い時は2階が良いですねー。
※でも1階からスペースを割り当てられるので、遅い受付でないと2階にはならなさそうです。
また2階には更衣スペースも一つあり(ミニ鏡も)、カーテンで仕切れるようになっています。
布団は綺麗に並べられてます。
まくら、敷布団、掛け布団、コールマンの寝袋がワンセットです。空いているときは3名分のスペースを2名で使えたりするようです。
壁側にはちょっとした荷物(ヘッドライトや耳栓など)が置けるような出っ張りもあります。
<赤石小屋 館内>
赤石小屋館内の左奥には食堂があります。
結構こじんまりとした食堂ですが、とっても綺麗です。
夕食の準備が始まる16時までと、夕食後から20時の消灯までは自由に使えるので、本を読んだり時間を潰すのには便利ですね。(外は寒いですし・・・)
今回頼みませんでしたが、赤石小屋のケーキセット(ベイクドチーズケーキかチョコシフォンケーキ)800円をここで頂くのもいいですね。
今回はここで、夕食準備時間まで年輩夫婦の方と一時間ほど楽しい山談義をさせて頂きました!山小屋でのほかの登山者との交流は楽しいですねー。
<赤石小屋 食堂>
館内からちょっと外へ出てみます。
赤石小屋の外にはちょっとした展望台があります。
歩いて15秒くらい階段を上った小屋の裏側なのですが、赤石岳と荒川岳が望める場所です。
<赤石小屋 展望台へ>
残念ながら、場所柄か、日の入り・日の出は見れませんが、お気に入りの場所で、昼、夕暮れ、夜中、早朝と何回も通いました。
外履き用サンダルで来ても良いですが、岩場のせいで足裏が痛いです。
面倒くさがらず登山靴で来たほうがいいですね。
そういえば、北アルプスではよくある「日の出・日の入り時間が書いた掲示」がどこにもありませんでした。
赤石小屋は山の中腹に建っているからそもそも見えないんでしょうかねー。
<赤石小屋 展望台から>
次はトイレ事情なのですが、これが厄介です。
小屋の中にトイレが無く小屋から少し離れた(徒歩30秒ほど)ところにトイレがあります。(東海フォレスト管理の山小屋はほとんどそうです)
赤石小屋本館から50mは離れているでしょうか。
まあ、小屋内に臭いが来なくて良いのですが、夜中に起きてトイレに行きたくなったら、寒いのでダウンを着込んだり、ヘッドライトを準備したりと、一仕事です。
一応、小さいLEDのようなライトが道の両側についてますが、ヘッドライトはあった方が安心です。
特に小屋の外より、消灯後の赤石小屋内が真っ暗です。。。
<赤石小屋 トイレまでの道>
トイレの数は合計4つ。
一番左が女性専用、一番右が男性小専用です。並ぶときは一列に並んでました。
繁忙期は宿泊者も多いのでトイレは朝混みますね。今回、朝で最大6人くらい並ぶこともありました。
トイレは通常の山小屋のトイレです。紙は流さずに備え付けの箱に入れます。
便器の左側に脚を乗せると便器のフタが開くようになっています。また、大と小を別々に処理するらしくしゃがむ位置に注意です。
すべて和式なのですが、前と横に手すりがあって助かります。
(後々判明するのですが、手すりがあるのは赤石小屋くらいです。)
<赤石小屋 トイレ>
夜の22時。
夜にトイレに行きたくなかったのに起きてしまいました・・・。寒そうだったので、ダウンなど着込んで外へ。気温は12度になっていましたが風が無くてそれほど寒くはかんじませんでした。
で、トイレに行った時に、なんと小屋の方がトイレ掃除してましたー。
翌朝も早いはずなのに、就寝時間後にトイレ掃除されてるなんてほんと頭が下がります。
で、最悪なことに夜中の3時にまた目が覚めてしまって再度お手洗いに。
気温が10度まで下がってました。今回は寒くて軽く体が震えてしまいました。。。
寒かったですけど星が綺麗でしたねー。ずっと見てたかったのですが、体が震えたのですぐに小屋に戻り寝袋に包まりました・・・。
<赤石小屋 トイレ内掲示(かわいい♪)>
さて、食事ネタに行きましょう。(トイレの後にスミマセン)
夕食の準備は16時から。食堂も使えなくなり、受付にも写真のような感じになります。そして生姜焼きを焼くめちゃくちゃ美味しそうな音がジュージュー聞こえます。
「ここは山小屋か?」って感じでちょっと感動です。
<赤石小屋 食事準備中>
受付の時に食券をもらいます。
17時になると「食事の準備ができましたー」と呼ばれるので、食券を持って食堂に向かいます。
人数を聞かれるので伝えると、席を指定してくれるのでそこに座ります。
<赤石小屋 食券>
今回は17:00〜、17:40、18:20〜と3回転していました。
ご飯、みそ汁はおかわり自由です。暖かいお茶も自由に飲めます!
そして夕食は生姜焼き。しかも結構肉厚でボリューミー&めちゃくちゃ美味しいです。南アルプス南部の山小屋って食事が美味しいところが多いです。
食事中、食堂内のテレビには週間天気予報がずーっと表示されてみなさん一喜一憂。
最終日だけ崩れそう・・・。
<赤石小屋 夕食>
朝食は2回転。4:30〜、5:00〜 から選択可能でした。
登りの人は4:30から、下山の人は5:00からを選択する人が多いようです。
(赤石小屋はどちらかというと下山に利用する方が多いみたいですね)
夜は3回転だったので、朝食は食べない人やお弁当へ変更の人もいるのでしょうね。
ちなみにここのお弁当は小屋番地元(和歌山県)の料理でちょっと変わっています。
朝も、ご飯とみそ汁はおかわり自由です。
納豆と味付けのりもありました。山小屋で納豆は珍しいなぁ。
<赤石小屋 朝食>
<軽食>
山小屋のベンチに置いているメニュー表には、軽食や飲み物が並んでいます。
きつねうどん、ざるそば、カレー、ラーメン、中華丼800円、おでん、もつ鍋600円、枝豆500円、お茶漬け300円、ドリップコーヒー、ココア500円、紅茶、ホットミルク400円、ぜんざい600円などなど。
メニューは豊富で至れり尽くせりの山小屋ですね!
<本棚>
本棚も、もちろんあります!(玄関入ってすぐのところ)
岳人、ワンダーフォーゲル、PEAKS、その他山や花の本が新しいのから古いのまで万遍なく置いてあります。時間つぶしは余裕ですね。
<消灯>
掲示してある消灯時間は20時です。
で、実際の消灯時間は20時10分。館内のすべての電気が消えて真っ暗になります。トイレが外にあるため玄関は夜も開けっ放しです。
朝は4時頃から、みんなが起き始めて荷物の準備やらでがさがさし始めます。
<水場>
山小屋の入り口そばに飲料用の水タンクが2個置いていて自由に汲めるようになっています。しかも無料。これは、ほんと助かります。
そして山小屋の右側には、飲料用ではない顔を洗ったり歯を磨いたりするような水タンクもあります。
お湯・お茶については200円ですが当日中にポットを預ければ、翌朝準備してくれるようです。
本当の水場は、赤石小屋別館から5分という案内がありますが、ココで十分!
<テント場>
赤石小屋より少し下ったところにありますが、ちょっと狭いですねー。
<気温の変化> ※8月中旬 天気:晴れ
13:30 25℃ 小屋の外 ※暑い・・・
13:40 18℃ 小屋の中
19:00 13℃ 小屋の外
22:15 12℃ 小屋の外 ※気温の割には寒くない。
3:10 10℃ 小屋の外 ※底冷えし、かなり寒く感じました・・。
※1日の気温差は激しいので風邪ひかないように注意ですね。
<お風呂>
赤石小屋には、もちろんお風呂はありません。
<携帯電話>
携帯電話はソフトバンク、auともにNGでした。
携帯を長時間触っている人もいたのでドコモは入るのかも知れませんねー。
山小屋内に電源は見当たらなかったので、各自予備バッテリーを持参しましょう!
<最後に>
山小屋はその立地上、水や食料などが確保しづらいのは分かりますが、他にも困ることがあります。
それはお金(特に1万円札)です。
両替が気軽にできる場所ではないので、1万円札を出されると使い道が無く、結構困るようです。。。
山バッジ500円を購入するために登山者が1万円札なんて出しちゃうと、山小屋は貴重なつり銭を多く失ってしまうのです。
宿泊料金のような大きなお金を払うときは1万円札を出しても良いですが、売店で小さいものを購入するときは大きなお金で支払うのは極力やめましょう!
赤石小屋はその場所柄、赤石岳や荒川岳を目指す方の多くが宿泊することになると思います。
なので、比較的混んでますが、南アルプス南部という立地上、一つの布団に二人寝るとかはあまり無いように思います。
混雑する三連休とかはあえて、綺麗な山小屋が多い南アルプス南部でゆったり過ごすのもいいですねー。
スポンサードリンク2階も就寝スペース。登ると暖かいです。寒い時は2階が良いですねー。
※でも1階からスペースを割り当てられるので、遅い受付でないと2階にはならなさそうです。
また2階には更衣スペースも一つあり(ミニ鏡も)、カーテンで仕切れるようになっています。
布団は綺麗に並べられてます。
まくら、敷布団、掛け布団、コールマンの寝袋がワンセットです。空いているときは3名分のスペースを2名で使えたりするようです。
壁側にはちょっとした荷物(ヘッドライトや耳栓など)が置けるような出っ張りもあります。
<赤石小屋 館内>
赤石小屋館内の左奥には食堂があります。
結構こじんまりとした食堂ですが、とっても綺麗です。
夕食の準備が始まる16時までと、夕食後から20時の消灯までは自由に使えるので、本を読んだり時間を潰すのには便利ですね。(外は寒いですし・・・)
今回頼みませんでしたが、赤石小屋のケーキセット(ベイクドチーズケーキかチョコシフォンケーキ)800円をここで頂くのもいいですね。
今回はここで、夕食準備時間まで年輩夫婦の方と一時間ほど楽しい山談義をさせて頂きました!山小屋でのほかの登山者との交流は楽しいですねー。
<赤石小屋 食堂>
館内からちょっと外へ出てみます。
赤石小屋の外にはちょっとした展望台があります。
歩いて15秒くらい階段を上った小屋の裏側なのですが、赤石岳と荒川岳が望める場所です。
<赤石小屋 展望台へ>
残念ながら、場所柄か、日の入り・日の出は見れませんが、お気に入りの場所で、昼、夕暮れ、夜中、早朝と何回も通いました。
外履き用サンダルで来ても良いですが、岩場のせいで足裏が痛いです。
面倒くさがらず登山靴で来たほうがいいですね。
そういえば、北アルプスではよくある「日の出・日の入り時間が書いた掲示」がどこにもありませんでした。
赤石小屋は山の中腹に建っているからそもそも見えないんでしょうかねー。
<赤石小屋 展望台から>
次はトイレ事情なのですが、これが厄介です。
小屋の中にトイレが無く小屋から少し離れた(徒歩30秒ほど)ところにトイレがあります。(東海フォレスト管理の山小屋はほとんどそうです)
赤石小屋本館から50mは離れているでしょうか。
まあ、小屋内に臭いが来なくて良いのですが、夜中に起きてトイレに行きたくなったら、寒いのでダウンを着込んだり、ヘッドライトを準備したりと、一仕事です。
一応、小さいLEDのようなライトが道の両側についてますが、ヘッドライトはあった方が安心です。
特に小屋の外より、消灯後の赤石小屋内が真っ暗です。。。
<赤石小屋 トイレまでの道>
トイレの数は合計4つ。
一番左が女性専用、一番右が男性小専用です。並ぶときは一列に並んでました。
繁忙期は宿泊者も多いのでトイレは朝混みますね。今回、朝で最大6人くらい並ぶこともありました。
トイレは通常の山小屋のトイレです。紙は流さずに備え付けの箱に入れます。
便器の左側に脚を乗せると便器のフタが開くようになっています。また、大と小を別々に処理するらしくしゃがむ位置に注意です。
すべて和式なのですが、前と横に手すりがあって助かります。
(後々判明するのですが、手すりがあるのは赤石小屋くらいです。)
<赤石小屋 トイレ>
夜の22時。
夜にトイレに行きたくなかったのに起きてしまいました・・・。寒そうだったので、ダウンなど着込んで外へ。気温は12度になっていましたが風が無くてそれほど寒くはかんじませんでした。
で、トイレに行った時に、なんと小屋の方がトイレ掃除してましたー。
翌朝も早いはずなのに、就寝時間後にトイレ掃除されてるなんてほんと頭が下がります。
で、最悪なことに夜中の3時にまた目が覚めてしまって再度お手洗いに。
気温が10度まで下がってました。今回は寒くて軽く体が震えてしまいました。。。
寒かったですけど星が綺麗でしたねー。ずっと見てたかったのですが、体が震えたのですぐに小屋に戻り寝袋に包まりました・・・。
<赤石小屋 トイレ内掲示(かわいい♪)>
さて、食事ネタに行きましょう。(トイレの後にスミマセン)
夕食の準備は16時から。食堂も使えなくなり、受付にも写真のような感じになります。そして生姜焼きを焼くめちゃくちゃ美味しそうな音がジュージュー聞こえます。
「ここは山小屋か?」って感じでちょっと感動です。
<赤石小屋 食事準備中>
受付の時に食券をもらいます。
17時になると「食事の準備ができましたー」と呼ばれるので、食券を持って食堂に向かいます。
人数を聞かれるので伝えると、席を指定してくれるのでそこに座ります。
<赤石小屋 食券>
今回は17:00〜、17:40、18:20〜と3回転していました。
ご飯、みそ汁はおかわり自由です。暖かいお茶も自由に飲めます!
そして夕食は生姜焼き。しかも結構肉厚でボリューミー&めちゃくちゃ美味しいです。南アルプス南部の山小屋って食事が美味しいところが多いです。
食事中、食堂内のテレビには週間天気予報がずーっと表示されてみなさん一喜一憂。
最終日だけ崩れそう・・・。
<赤石小屋 夕食>
朝食は2回転。4:30〜、5:00〜 から選択可能でした。
登りの人は4:30から、下山の人は5:00からを選択する人が多いようです。
(赤石小屋はどちらかというと下山に利用する方が多いみたいですね)
夜は3回転だったので、朝食は食べない人やお弁当へ変更の人もいるのでしょうね。
ちなみにここのお弁当は小屋番地元(和歌山県)の料理でちょっと変わっています。
朝も、ご飯とみそ汁はおかわり自由です。
納豆と味付けのりもありました。山小屋で納豆は珍しいなぁ。
<赤石小屋 朝食>
<軽食>
山小屋のベンチに置いているメニュー表には、軽食や飲み物が並んでいます。
きつねうどん、ざるそば、カレー、ラーメン、中華丼800円、おでん、もつ鍋600円、枝豆500円、お茶漬け300円、ドリップコーヒー、ココア500円、紅茶、ホットミルク400円、ぜんざい600円などなど。
メニューは豊富で至れり尽くせりの山小屋ですね!
<本棚>
本棚も、もちろんあります!(玄関入ってすぐのところ)
岳人、ワンダーフォーゲル、PEAKS、その他山や花の本が新しいのから古いのまで万遍なく置いてあります。時間つぶしは余裕ですね。
<消灯>
掲示してある消灯時間は20時です。
で、実際の消灯時間は20時10分。館内のすべての電気が消えて真っ暗になります。トイレが外にあるため玄関は夜も開けっ放しです。
朝は4時頃から、みんなが起き始めて荷物の準備やらでがさがさし始めます。
<水場>
山小屋の入り口そばに飲料用の水タンクが2個置いていて自由に汲めるようになっています。しかも無料。これは、ほんと助かります。
そして山小屋の右側には、飲料用ではない顔を洗ったり歯を磨いたりするような水タンクもあります。
お湯・お茶については200円ですが当日中にポットを預ければ、翌朝準備してくれるようです。
本当の水場は、赤石小屋別館から5分という案内がありますが、ココで十分!
<テント場>
赤石小屋より少し下ったところにありますが、ちょっと狭いですねー。
<気温の変化> ※8月中旬 天気:晴れ
13:30 25℃ 小屋の外 ※暑い・・・
13:40 18℃ 小屋の中
19:00 13℃ 小屋の外
22:15 12℃ 小屋の外 ※気温の割には寒くない。
3:10 10℃ 小屋の外 ※底冷えし、かなり寒く感じました・・。
※1日の気温差は激しいので風邪ひかないように注意ですね。
<お風呂>
赤石小屋には、もちろんお風呂はありません。
<携帯電話>
携帯電話はソフトバンク、auともにNGでした。
携帯を長時間触っている人もいたのでドコモは入るのかも知れませんねー。
山小屋内に電源は見当たらなかったので、各自予備バッテリーを持参しましょう!
<最後に>
山小屋はその立地上、水や食料などが確保しづらいのは分かりますが、他にも困ることがあります。
それはお金(特に1万円札)です。
両替が気軽にできる場所ではないので、1万円札を出されると使い道が無く、結構困るようです。。。
山バッジ500円を購入するために登山者が1万円札なんて出しちゃうと、山小屋は貴重なつり銭を多く失ってしまうのです。
宿泊料金のような大きなお金を払うときは1万円札を出しても良いですが、売店で小さいものを購入するときは大きなお金で支払うのは極力やめましょう!
赤石小屋はその場所柄、赤石岳や荒川岳を目指す方の多くが宿泊することになると思います。
なので、比較的混んでますが、南アルプス南部という立地上、一つの布団に二人寝るとかはあまり無いように思います。
混雑する三連休とかはあえて、綺麗な山小屋が多い南アルプス南部でゆったり過ごすのもいいですねー。
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- 2015.08.30 Sunday
- 山小屋・テント
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- by KAGO(旧こじか)
今年の夏に赤石小屋・荒川小屋・千枚小屋に泊まったばかりで、楽しく読ませていただきました。
山小屋ではなるべく細かいお金で支払うというのは大切ですね。
実はこの赤石小屋では2人分の宿泊費(18000円)を全部千円札で支払ったのですが、小屋番のおじさんが大喜びで「皆さん見習ってくださぁ〜い!」と外まで聞こえる大声で叫んだ上、おつまみの柿の種をサービスして下さいました。
かさばりますが、お金は細かくして持って行く方がいいですね(^^)