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五竜山荘(五竜岳) 宿泊体験記


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私が北アルプスの山小屋を探すときに、すごーく参考にしているのが「別冊PEAKS 北アルプス山小屋ガイド」。これは、保存版です!

【ご参考】
南アルプスの山小屋は「PEAKS (ピークス) 2013年 08月号 [雑誌]
丹沢山の山小屋は「PEAKS (ピークス) 2012年 10月号 [雑誌]
で特集されてます。

山小屋情報も便利なんですけど、それより混雑予想カレンダー。これが激しく便利です!ELMO

これで気づいたのが、お盆休みってそれほど混まない法則ひらめき
(いやでも、普通の平日よりは混みますよそりゃ。)

そんなお盆休みを使って、快適な山小屋生活を期待して感動、今回は後立山縦走路でナイスな位置にある「五竜山荘」にお邪魔してきました!


※五竜山荘を利用した、唐松岳〜五竜岳山行はコチラです。

-----ここから本編------
今回は、唐松岳〜五竜岳の縦走でしたので山小屋の候補は下記二つ。
 ・唐松岳頂上山荘
 ・五竜山荘
どちらかというと、唐松岳頂上山荘に泊まりたかったんですけど(爆)、歩行時間的なことを考えるとどうしても五竜山荘になってしまうんですよねー。

唐松岳頂上山荘を使うのは、2泊3日での今回ルート、唐松岳ピストン、後立山連峰大縦走の場合でしょうか。

そんな使い勝手の良い五竜山荘ですが、収容人数は300人
白馬岳・唐松岳方面、遠見尾根方面、鹿島槍ヶ岳・キレット方面と三方向から登山者が集まる場所なので、これくらいのキャパはないと厳しいですよね。

五竜山荘のオフィシャルHPはこちら
以前泊まった事のある「白馬山荘」とは同じグループです。


五竜山荘は目の前に「五竜岳」がそびえているという立地です。
近くに来てみると建物は結構大きくて、二つの建物が繋がっているような形です。五竜岳山頂からも五竜山荘はしっかり見えます!

五竜山荘の前には、テーブルと椅子が2箇所設置してあり、山荘利用、テン場利用の登山者で大賑わい。
でも、同じグループの人達が何時間もずーっと占領していて、楽しいのは分かるけど、もうちょっと周りに気を使おうよと思ったり・・・。しょんぼり

入口には温度計明日の天気予報の掲示、五竜スキー場のゴンドラの最終時間の案内版があります。
ちなみに、8月お盆シーズンお昼前後の気温は16℃、夕方12℃ほどでした。(標高2,490m)

この天気予報を夕方17時と朝5時に山荘の人が書き換え(更新)るんですが、テントの人も気になるようで、皆が更新内容に一喜一憂しているのを見てるのが楽しかったです。

<五竜山荘の外観と入口>
五竜山荘 外観

入口を入ると受付兼売店があります。
スペースの真ん中に宿帳がありますので、そこに宿泊者名やルート等を記入してから受付に提出です。

今回は、予約をしていませんでしたが「断ることはできませんので」ということで宿泊場所を現状の混み具合から選んでもらいました。

予約してたほうがいいのかなと思いますが、今回のように悪天候で天気によって計画を変える山行だったので仕方ありませんでした。予約してるからといって無理に計画実行するほうが問題ですので。

宿泊料金9,500円(1泊2食)を支払い、館内の説明を受けます。前金、現金のみですね。

<五竜山荘 料金表>
五竜山荘 料金表

簡単な館内の説明の後、裏面に五竜山荘見取図が書いてある領収書のようなものを頂き、各自で宿泊スペースへ移動です。その紙には部屋番号、夕食の時間、朝食の時間も書かれています。

なんと宿泊者には無料で水を頂けるようで、これはほんとに有難かったです♪

<五竜山荘の受付兼売店>
五竜山荘 受付

玄関スペースには軽いお土産も売っていて、特に目立つのがTシャツELMO
うわさの「山が好き、酒が好き」Tシャツです。酒飲めない私としては共感できないTシャツ。。。

<五竜山荘オリジナルTシャツ>
五竜山荘 商品

Tシャツの横には冷蔵庫があり、ビールやソフトドリンク、ワインや日本酒など冷やされています。
外へ出るためのサンダルもたくさん準備されていますね。

売店ではいろいろ売っています。

パン(200円)、ヤマバッジ(600円)、お菓子(チップスター、プリッツ、おつまみ(200円)、クランキー、たけのこの里(250円)等)、カップラーメン・うどん(300円)、たばこ、ライター、紙コップコーヒーorココア(200円)等々。

缶ビール500ml(800円)、缶ビール350ml(600円)、ペットボトル水(300円)、ペットボトルお茶(500円)、ペットボトルポンジュース・ジンジャーエール・ポカリ(500円)、オールフリー(400円)、ワンカップ(600円)、牛乳(300円)、リポビタンD(300円)等


でも、冷静に考えて大好物の「たけのこの里250円」って安いよね♪
下界でも200円はするし、白馬岳頂上宿舎では「キノコの山350円スーパーキノコ」だったし。

<五竜山荘 玄関周辺>
五竜山荘 入口

<館内>
では、登山靴を脱いでストックと一緒にビニール袋に入れて、宿泊箇所まで長い廊下を歩いてきます。

途中、食堂があって、乾燥室があって、自炊部屋があって、やっと宿泊棟です。
さらにその奥にトイレという配置。

<五竜山荘 1F廊下>
五竜山荘 廊下

宿泊棟は1Fが2段ベット2Fは和室が7部屋あります。

広い2段ベットの場合は一区画に6人程度が程よい(一つの布団に一人が寝れる)のですが、10人以上、13〜16人の混雑時の寝方(例)という掲示があって、ぞっとします。ムンク

もう地獄絵図バイキンマンです。こんな日には絶対泊まりたくないです・・・。

<混雑時の手引き>
混雑時の寝方

今までの山小屋だと〇〇部屋のA−1のような細かい場所指定があるのですが、五竜山荘は「1Fちんぐるま上段」を使ってくださいと。

で、チェックインの段階で最終何人になるのか全く分かりません。大人数になると、布団や枕は人数分は足らない可能性があるので、「同じ場所を割り当てわれた他の人と相談して場所など決めてください。」と、かなりざっくりな感じです。

現実は、早くチェックインした人が先に布団を引いて場所を取ってしまっている状況なので、早く行った方がいいですね。(激混みになるとそうもできないですが・・・)

また、ザック、登山靴、ストックは廊下に並べます。
なので、2段ベット上段の人は、ヘッドランプや耳栓、上着などをあらかじめ自分の布団に上げておきます。

トイレ行くのに必ず廊下を通るため、宿泊者の交通量がとっても多い。あふれたザックを分け入って廊下歩くのは大変です。(ほどよい混雑時で下記写真のありさまなので激混みの時はどうなっちゃうんでしょう・・・冷や汗

ベットには廊下と仕切れるカーテンがあります。電球も一つあるので消灯までは明るいです。(消灯後は真っ暗)

平日としては混んでたのか、山荘内は暖かかったです。
半そでで寝ても大丈夫でした。朝起きたときは少し寒かったですが・・・。

<五竜山荘 1F客室>
五竜山荘 1F2段ベット

<五竜山荘 2F客室>
五竜山荘 2F和室

五竜山荘に限らず、自分の宿泊スペースだとしてもプライベート感は全く無く、すでに寝ている人も居たりで気を使うので、いつも談話室に逃げ込んできてしまいます。9,500円もの高い宿泊代を払っているのにゆっくりできないって、これが山小屋(混雑時)ですね。

なぜ談話室かって?それは、山小屋で本棚があるところといえば談話室だからです。
五竜山荘も、本棚は談話室(兼食堂)にありました。本

山雑誌はある程度そろっていますが、ここでは他の山小屋にはあまりない、昔の日本100名山の分冊シリーズが置いてました。

最近は山雑誌じゃなくて、普通の山ガイド本(ex)ヤマケイアルペンガイド)などがあればなぁと思ってます。

<五竜山荘 本棚>
五竜山荘 本棚

談話室は食堂と兼用です。
16時20分くらいまでと夕食が終わり消灯までの時間は談話室として利用可能です。

ちなみに宿泊者に無料で分けてもらえる水川は食堂にあります。(もう一つは山荘から出たところ)

<五竜山荘 食堂兼談話室>
五竜山荘 食堂

<食事ご飯
夕食は1順目が17時からスタートです。

内容はカレーなんですが五竜山荘名物だそうで、スコッチエッグとブロッコリーが添えてあります。夕食がカレーって聞くと、あーサボってんな〜と思いますが、美味しかったです♪
カレーのおかわりは自由。スコッチエッグ、ブロッコリー、フルーツはおかわり無しです。

五竜山荘は食堂スペースがちょっと小さめで、宿泊者もそれなりにいたので3〜4回転したと思います。
が、山荘内掲示ではなんと夕食7回目(21:00〜21:30)の時間も掲示してあり消灯時間と同じだったりします。。。激混みのときは大変ですね。

ちなみに食事は1コマ30分。ゆっくり食べてる時間はありませんよ!

<五竜山荘 夕食>
五竜山荘 夕食

朝食のスタートは5時
時間の指定はなくて、並んだ順に案内されるようです。5時過ぎに行ったので混むかなと思ったんですが、全く混まずスムーズに案内。

皆さん朝食食べないか、弁当なんでしょうか?
山で朝5時に食事すると、スタートが遅くなりますからね。下界では信じられませんが・・・。

朝食はシンプルです。カニかまと魚が美味しかったですね。
ご飯、味噌汁はおかわり自由です。

<五竜山荘 朝食>
五竜山荘 朝食

そして自炊室もあります。
あまり使ってる人は多くありませんでしたが、今回は昼食で使わせて頂きました!

<五竜山荘 自炊室>
五竜山荘 自炊部屋

<トイレトイレ

トイレは宿泊棟の奥、扉で区切られたところにあります。
通路を真ん中にして左側が男性用、右側が女性用と完全に分かれています。洗面台も各トイレの中にあって、男女別です。

男性は小用が5(内1つ利用禁止)。大用が和2洋2でした。
今日は混雑しているほうなので、トイレ混むかなと思いましたが、順番待ち等もなくスムーズに使えました。

トイレはボットン式です。最近水洗やバイオトイレに慣れてたのでびっくり。

ボットンって汚いイメージありますが、そんなことはなくて、あまりの匂いの無さに感動しました。(で、風を出しているのか、お尻に冷たい風が当たってスースーします)

トイレットペーパーもそのままボットンに捨てる方式です。だからゴミ箱などありません。⇒これが臭わない原因かも。花

トイレ内には電気が一個しかなくて、個室に入ってしまうと結構真っ暗です。日中でもヘッドライトひらめきがあると便利ですね。

洗面台には蛇口が2つあり手洗い、歯磨き用として利用していました。(水は飲用ではないとのこと)

また、五竜山荘の外にもテント場の人用のトイレあり。
男女兼用で男の小用2つ、個室二つ(和式)です。

<五竜山荘 山荘内トイレ>
五竜山荘 トイレ

<消灯>
消灯は9時です。消灯後は廊下からすべて真っ暗になります。
ヘッドライトが無いと五竜山荘内移動(トイレまでも)は、かなり困難ですね。

また、売店は8時30頃を過ぎるとシャッターが閉まって、物品・飲み物等が買えなくなります。
一応、談話室に「売店閉めますけど〜、用事があれば今のうちに」とアナウンスはありました。

<日の出・日の入朝日
8月中旬でしたが、
日の出は5:00分頃、日の入は18:50分頃です。

見るポイントとしてはもちろん五竜岳山頂
いやー五竜岳山頂まではしんどいという場合は、五竜山荘裏の白岳がいいポイントだと思います。

<携帯情報電話
携帯電話の充電は山荘入口の売店横で可能です。
60分の充電で100円。お金は近くのビンに入れるセルフ方式です。携帯電話に会うコンセントを探して利用します。

ドコモ:少しつながるようです。
ソフトバンク:全くつながりません。
AU:全くつながりません。

<その他>
・お風呂、個室の設定はありません。
・女性トイレの奥にカーテンで仕切られた更衣室があります。
・チェックアウトは8時(8時までには部屋を空けてくださいという掲示があります)
・乾燥室もあります。


五竜山荘は建物こそ新しくはありませんが、オーソドックスな山小屋って感じです。

快適に過ごせるか、過ごせないかは、山小屋云々ではなくて混雑具合がかなりの比重を占めるのだと痛感しました。五竜山荘も平日で空いている時なら、かなり快適に過ごせるだろうなぁと思います。

そろそろテント泊かな。。。kyu

たとえば、金曜日は山小屋泊土曜日はテント泊のように、混雑具合によって宿泊方法も選択できるような山ノボラーになれたら良いですね。

テント泊は宿泊料金も安いですしね〜♪ELMO



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コメント
白馬、鳳凰三山ですね。
来年の夏は狙ってみます!
しがないリーマンですから、家族での山小屋泊はなかなか気楽には出来ません(ToT)
でも単独登山は心配なようで嫁の許可が…。
八ヶ岳程度の鎖場だったら私一人なら怖くないのですが、娘がいるとハラハラドキドキでした。
当の本人は楽しかったようです。
ただ本格的な山小屋は居心地あまり良くなかったようで、暫くは泊まりたくないようです。
いつも参考にさせていただいて、安全かつ楽しい登山にさせていただいています。
今後も素晴らしいブログを粛々と更新願えたら幸いです!
山小屋の本、買おうかな?それともとうとうテントに手を出そうかな?息子や娘との二人登山ならテントが安上がりかな〜。迷っています(笑)
  • ひろ
  • 2014/08/23 1:18 PM
いつもいつもありがとうございます。m(_ _)m

娘さん凄いですね!
そのうち剱岳までも平気で登ってしまうんじゃないですか!

山登りってお金かかりますよねー。
今年は山道具関係で諭吉さんを何枚使ったか分かりません。
来年はテント泊も混ぜて山に滞在する日数を増やす方向です。
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