2013年8月 鳳凰三山縦走 (1日目:ゲリラ雷雨編)
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山行記録:
2013.08 鳳凰三山縦走(夜叉神峠)2,840m 晴/曇(一時雷雨)
※参考山と高原地図 41.北岳・甲斐駒 2013
コースタイム:
■1日目(登り)
08:10 夜叉神峠登山口 出発
09:05 夜叉神峠 到着
10:30 杖立峠 到着
12:00 苺平 到着
12:30 南御室小屋 到着 ※お昼タイム
13:25 南御室小屋 出発 ※14時頃から雷雨・・・
14:45 薬師岳小屋 到着
※所要時間 夜叉神峠登山口⇒薬師岳小屋 6:35(休憩55分含む)
※鳳凰三山(番外:日の出・日の入編)はコチラ
※薬師岳小屋の宿泊体験記はコチラ
※鳳凰三山(2日目1:鳳凰三山核心部編)はコチラ
※鳳凰三山(2日目2:地獄の下山編)はコチラ
※ルート情報は旅レコ(GPSLOG)を使っています。
8月上旬に予定していた「一泊二日の白馬岳縦走」。
去年のリベンジと意気込んでいましたが、まさかの2年連続悪天候にあえなく敗退・・・。
このまま8月に一回もアルプスに行けないのは、ストレスが溜まって体に悪い。
ということで、
急遽、1泊2日(山小屋泊)&アルプス山行をキーワードに計画したのがこの「鳳凰三山縦走登山」
ホントは、北岳〜間ノ岳とか、奥穂・北穂、表銀座とか行きたかったんですが、最低2泊3日は欲しいので断念です。
お盆に入ってからは晴れの天気が続き(四万十市で最高気温41℃を記録!)、今回の山行ではその恩恵を受けることができました♪
一瞬、ひやっとする出来事もありましたが、それは山行記録の後半で詳しく・・・。
<天気予報(1日目)>

今回は、前日のうちに登山口近くまで行きたかったので、夜叉神峠登山口まで車で40分ほどで行ける「
ホテルルートインコート南アルプス」にて前泊。
当日は、朝食バイキングを食べずに夜叉神峠登山口に向かいました。
南アルプスマイカー規制は南アルプス林道バスも手伝ってちょっとややこしいです。
大切なのは、南アルプス林道マイカー規制の始点は「夜叉神の森」からだということ。芦安からではありません。
まとめるとこんな感じ。
■北岳(広河原)登山の場合
1.芦安から広河原まで南アルプス林道バス
■鳳凰三山(夜叉神峠)登山の場合
1.芦安から夜叉神峠登山口まで南アルプス林道バス
2.夜叉神峠登山口までマイカー
※ただし、夜叉神峠登山口の駐車台数には限りがあるので、満車の場合は芦安まで戻らないといけません。
今回は、夜叉神峠登山口の駐車場が空いていることを信じてマイカーで向かいました!
芦安を抜けるときに、マイカー規制しているおじさんがいますが「夜叉神峠まで行きたい」と言えば、通してくれます。あと、林道はライト点けて走ってねと言われます。
結果は8割程度埋まってましたが、無事駐車することができました。
(※お盆後半の金曜日、午前7時50分くらいの状況です)
<7:55 夜叉神の森駐車場 奥がマイカー規制の始点>

2013.08 鳳凰三山縦走(夜叉神峠)2,840m 晴/曇(一時雷雨)
※参考山と高原地図 41.北岳・甲斐駒 2013
コースタイム:
■1日目(登り)
08:10 夜叉神峠登山口 出発
09:05 夜叉神峠 到着
10:30 杖立峠 到着
12:00 苺平 到着
12:30 南御室小屋 到着 ※お昼タイム
13:25 南御室小屋 出発 ※14時頃から雷雨・・・
14:45 薬師岳小屋 到着
※所要時間 夜叉神峠登山口⇒薬師岳小屋 6:35(休憩55分含む)
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※薬師岳小屋の宿泊体験記はコチラ
※鳳凰三山(2日目1:鳳凰三山核心部編)はコチラ
※鳳凰三山(2日目2:地獄の下山編)はコチラ
※ルート情報は旅レコ(GPSLOG)を使っています。
8月上旬に予定していた「一泊二日の白馬岳縦走」。
去年のリベンジと意気込んでいましたが、まさかの2年連続悪天候にあえなく敗退・・・。
このまま8月に一回もアルプスに行けないのは、ストレスが溜まって体に悪い。
ということで、
急遽、1泊2日(山小屋泊)&アルプス山行をキーワードに計画したのがこの「鳳凰三山縦走登山」
ホントは、北岳〜間ノ岳とか、奥穂・北穂、表銀座とか行きたかったんですが、最低2泊3日は欲しいので断念です。
お盆に入ってからは晴れの天気が続き(四万十市で最高気温41℃を記録!)、今回の山行ではその恩恵を受けることができました♪
一瞬、ひやっとする出来事もありましたが、それは山行記録の後半で詳しく・・・。
<天気予報(1日目)>

今回は、前日のうちに登山口近くまで行きたかったので、夜叉神峠登山口まで車で40分ほどで行ける「
当日は、朝食バイキングを食べずに夜叉神峠登山口に向かいました。
南アルプスマイカー規制は南アルプス林道バスも手伝ってちょっとややこしいです。
大切なのは、南アルプス林道マイカー規制の始点は「夜叉神の森」からだということ。芦安からではありません。
まとめるとこんな感じ。
■北岳(広河原)登山の場合
1.芦安から広河原まで南アルプス林道バス
■鳳凰三山(夜叉神峠)登山の場合
1.芦安から夜叉神峠登山口まで南アルプス林道バス
2.夜叉神峠登山口までマイカー
※ただし、夜叉神峠登山口の駐車台数には限りがあるので、満車の場合は芦安まで戻らないといけません。
今回は、夜叉神峠登山口の駐車場が空いていることを信じてマイカーで向かいました!
芦安を抜けるときに、マイカー規制しているおじさんがいますが「夜叉神峠まで行きたい」と言えば、通してくれます。あと、林道はライト点けて走ってねと言われます。
結果は8割程度埋まってましたが、無事駐車することができました。
(※お盆後半の金曜日、午前7時50分くらいの状況です)
<7:55 夜叉神の森駐車場 奥がマイカー規制の始点>

山行記録:
夜叉神峠登山口には「夜叉神の森」という売店&宿泊施設がありますが、朝早かったのか開いてませんでした。
近くにはまあまあきれいなトイレもあり、夜叉神の森の前には自動販売機もあります。
ヤマレコでは、皆さん朝6時くらいから歩き始める人が多いみたいで、我が一行のように朝8時から歩き始める人は、数人しかおらず寂しい登山口でした。。。
そして、旅レコ(GPSLOG)が衛星受信できずに、夜叉神峠までの記録が採れませんでした。なぜ?。
<8:10 夜叉神峠登山口>

登山口では、明日土曜日「南御室小屋」は満員で予約者以外の方は宿泊できません、などの案内も掲示してました。
さてさて、登山口で登山届を出して出発です。
これから薬師岳小屋まで長い(コースタイムで約7時間)登りが待っています。
つまり、急登ではなく「雲取山」のような穏やかな登りを想像してましたが、そんなことはありませんでした・・・。
<8:38 夜叉神峠までの樹林帯>

緩い登りの道と比較的急な登りが交互に現れて、登り始めの体にはちょっぴり厳しいです。
口数も少なくなって1時間程度登ると、白峰三山の眺望で有名?な夜叉神峠に到着です。しかし、暑くて汗だくだく。。。
夜叉神峠には10人くらいの人が休憩中。トレランの人が他の山よりも多い気がします。
夜叉神峠には「夜叉神峠小屋」があり、その横にはバイオトイレが4つほど並んでいます。1回100円で綺麗です。
<9:06 夜叉神峠から見た白峰三山>

北岳・間ノ岳・農鳥岳と3つ並んだ白峰三山。
いつか北岳〜間ノ岳を縦走したいなぁと、次の目標が見つかったところで、山登り再開です。
次なる目標は杖立峠までコースタイムで2時間のこれまた時間のかかる登りです。
ここからは緩い登りになるだろうと思ってましたが、いきなりの急登でちょっと参ってしまいます。。。
<9:49 夜叉神峠〜杖立峠の樹林帯>

しばらくの急登を辛抱すると、緩いご褒美道も現れます。
登りの後の平面な道や下りの道って、ホント歩き易くて天国ですね〜。
そんなこんなで、杖立峠の道標に到着です。コースタイムより少し早く到着できました♪
<10:27 杖立峠>

次の目標は「苺平」。ここも杖立峠からコースタイム2時間です。もくもくと歩き続けます。
途中に明るい場所があったりしてお菓子休憩を取ったり。
実は私、休憩した後の歩き始めがとってもしんどいので、30分歩いたら5分の休憩などのこまめな休憩は苦手です。1〜2時間ほど歩いて10分間の休憩の方が効率が良いようです。
ま、ここからへんは人それぞれですかね〜。
<11:09 杖立峠〜苺平>

苺平まで来ると登ってきた充実感が出てきますね。
だって、夜叉神峠登山口からコースタイム5時間の登りで、あと30分(しかも下りメイン)で南御室小屋に到着するという立地です。
時間的にとってもお腹が空いてきて、お昼を食べたい衝動に駆られましたが、南御室小屋の方が湧水もあるとのことなので先を急ぎます!
<11:58 苺平>

コースタイム通り30分で「南御室小屋」に到着しましたー!嬉しー。
そして想像以上に大きい小屋と大きい敷地にびっくりです。
小屋の左側には、ヘリポートとテン場があり、テントは5張りほど。今日は比較的空いているのかな?
でも、次の山小屋「薬師岳小屋」には、水場もテン場もないので、こちらの方が人気ありそうです。
我が一行は便利さよりも、2日目の歩行距離を少なくする方に重点を置いちゃいましたが。
小屋の前にベンチがあるのでそこで食事(カップラーメン)
をとることにしました。
天気予報では「晴
」。山テンでは午後に少し「霧」という感じでしたが、空は一面の曇り、気温も少し下がってきたみたいでダウンを装着します。
※実はここで、ある程度予測をしないといけなかったのかもしれませんね。
<12:29 南御室小屋に到着>

さてさて、お楽しみの湧水
。どこにあるのかな〜?
小屋にこんな案内が。これぞ本物の「南アルプスの天然水」。5時間かけて登ってきた人だけが、楽しめる至極の天然水ですね♪
<水場の案内標>

で、どこかと探す必要もなく、小屋のすぐ右に天然水が出ていました♪
結構、枯れてチョロチョロしか出てない水場もありますが、ここは違います。
水量もあり(500mlのペットなら5秒くらいで満杯に)、とっても冷たくて、美味い!
これだけで鳳凰三山に登ってきて良かったと思うくらい幸せ
体験ですね。
今回は長い登りで1リットルくらい飲み物が無くなってましたので補給。
山の上だと水500mlでも3〜500円はしますから、なんか1,000円くらい節約にもなるなぁって考えちゃいました。
<南アルプス天然水>

ちなみにトイレは小屋の右側に、男性用(大用)と女性用が分かれて5つ設置されています。その横には男性用(小用)の建物もあります。1回100円でバイオトイレで綺麗ですが匂いが結構あります・・・。
水はシャワーのようなもので流す方式。始めの人は使い方に困るかも。富士山のトイレも同じような方式だったような。
ここから薬師岳小屋までのコースタイムは1時間30分。
無雪期登山道の案内標に従って進みます。積雪期は登山道が違うんだな〜と思いながら。。。
<13:35 薬師岳小屋までの登山道>

ただ、今日の山登りは平和に終わることはありませんでした。
薬師岳小屋まで残り30分。樹林帯をそろそろ抜けるかなというところで、遠くで雷鳴
がと思ったら降雨
。
雨具を素早く装着しますが、徐々に雨が強くなって、雷鳴も近くで鳴り続けています。
悪天候のときは、山登りをすぐに中止するので、3年目の山登りにして初の雷鳴との出会い。ちょっぴり、いやかなりテンパります。
選択肢は3つ?
1.南御室小屋まで引き返すのなら樹林帯の中を約45分。
2.薬師岳小屋までは、きっとあと少しなんだろうけど、危険な森林限界を超えて白砂と巨岩の稜線へ。
3.それともこの樹林帯で滞在
樹林帯の中でどうするか悩んでましたが、ここでもかなり濡れるくらいの激しい雨になり、しかもいつ止むか分からない。。。
ええい!少し雨が緩くなったのを見計らって、薬師岳小屋へ向かう選択肢を選択。
そして稜線に出て小屋まで急ごうとしますが、
・6時間も登って来て体力も消耗
・2500mを超える高山なのですぐに息切れ
と、思うように進めない中、雷鳴で目の前の空が光る恐怖と闘いながら、薬師岳小屋へなんとかたどり着きました。
んなわけで、この時間帯写真1枚も無し。。。
「薬師岳小屋」に到着したとたんに、さらに雨は激しく。間一髪って感じでした。
今回は、比較的山小屋に近いところでの雷雨で助かりましたが、前後しばらく何もない稜線での雷雨はホントに恐怖だと思いました。
午後の山歩きと、天気の急変には要注意ですね。
<15:21 薬師岳小屋へ到着>

なにはともあれ、6時間弱ひらすら登ってきた今日の行程は終了。
この雨は一時的なもの。止んだら日の入り見に行っちゃいますよ!
※鳳凰三山(番外編:日の出・日の入編)はコチラ
鳳凰三山の山小屋:
・夜叉神の森
・夜叉神峠小屋
・南御室小屋/薬師岳小屋
・広河原山荘
・鳳凰小屋
・御座石温泉
・青木鉱泉
アクセス:
<関東方面から>
マイカー:中部横断自動車道(白根IC)下車、夜叉神峠登山口まで 約45分
<関西方面から>
近鉄バス/山梨交通
大阪・京都−韮崎・甲府線(クリスタルライナー)
【夜行】大阪駅前[22:00] ⇒ 甲府駅[06:52](8,500円/片道、15,300円/往復)
<甲府・芦安方面から>
山梨交通 県営林道南アルプス線
路線バス・乗り合いタクシー時刻表(H25)
近くの宿泊施設:
鳳凰三山付近の宿(南アルプス・芦安・白根)
鳳凰三山付近の宿(甲府・湯村・昇仙峡)
スポンサードリンク夜叉神峠登山口には「夜叉神の森」という売店&宿泊施設がありますが、朝早かったのか開いてませんでした。
近くにはまあまあきれいなトイレもあり、夜叉神の森の前には自動販売機もあります。
ヤマレコでは、皆さん朝6時くらいから歩き始める人が多いみたいで、我が一行のように朝8時から歩き始める人は、数人しかおらず寂しい登山口でした。。。
そして、旅レコ(GPSLOG)が衛星受信できずに、夜叉神峠までの記録が採れませんでした。なぜ?。
<8:10 夜叉神峠登山口>

登山口では、明日土曜日「南御室小屋」は満員で予約者以外の方は宿泊できません、などの案内も掲示してました。
さてさて、登山口で登山届を出して出発です。
これから薬師岳小屋まで長い(コースタイムで約7時間)登りが待っています。
つまり、急登ではなく「雲取山」のような穏やかな登りを想像してましたが、そんなことはありませんでした・・・。
<8:38 夜叉神峠までの樹林帯>

緩い登りの道と比較的急な登りが交互に現れて、登り始めの体にはちょっぴり厳しいです。
口数も少なくなって1時間程度登ると、白峰三山の眺望で有名?な夜叉神峠に到着です。しかし、暑くて汗だくだく。。。
夜叉神峠には10人くらいの人が休憩中。トレランの人が他の山よりも多い気がします。
夜叉神峠には「夜叉神峠小屋」があり、その横にはバイオトイレが4つほど並んでいます。1回100円で綺麗です。
<9:06 夜叉神峠から見た白峰三山>

北岳・間ノ岳・農鳥岳と3つ並んだ白峰三山。
いつか北岳〜間ノ岳を縦走したいなぁと、次の目標が見つかったところで、山登り再開です。
次なる目標は杖立峠までコースタイムで2時間のこれまた時間のかかる登りです。
ここからは緩い登りになるだろうと思ってましたが、いきなりの急登でちょっと参ってしまいます。。。
<9:49 夜叉神峠〜杖立峠の樹林帯>

しばらくの急登を辛抱すると、緩いご褒美道も現れます。
登りの後の平面な道や下りの道って、ホント歩き易くて天国ですね〜。
そんなこんなで、杖立峠の道標に到着です。コースタイムより少し早く到着できました♪
<10:27 杖立峠>

次の目標は「苺平」。ここも杖立峠からコースタイム2時間です。もくもくと歩き続けます。
途中に明るい場所があったりしてお菓子休憩を取ったり。
実は私、休憩した後の歩き始めがとってもしんどいので、30分歩いたら5分の休憩などのこまめな休憩は苦手です。1〜2時間ほど歩いて10分間の休憩の方が効率が良いようです。
ま、ここからへんは人それぞれですかね〜。
<11:09 杖立峠〜苺平>

苺平まで来ると登ってきた充実感が出てきますね。
だって、夜叉神峠登山口からコースタイム5時間の登りで、あと30分(しかも下りメイン)で南御室小屋に到着するという立地です。
時間的にとってもお腹が空いてきて、お昼を食べたい衝動に駆られましたが、南御室小屋の方が湧水もあるとのことなので先を急ぎます!
<11:58 苺平>

コースタイム通り30分で「南御室小屋」に到着しましたー!嬉しー。

そして想像以上に大きい小屋と大きい敷地にびっくりです。
小屋の左側には、ヘリポートとテン場があり、テントは5張りほど。今日は比較的空いているのかな?
でも、次の山小屋「薬師岳小屋」には、水場もテン場もないので、こちらの方が人気ありそうです。
我が一行は便利さよりも、2日目の歩行距離を少なくする方に重点を置いちゃいましたが。
小屋の前にベンチがあるのでそこで食事(カップラーメン)

天気予報では「晴

※実はここで、ある程度予測をしないといけなかったのかもしれませんね。
<12:29 南御室小屋に到着>

さてさて、お楽しみの湧水

小屋にこんな案内が。これぞ本物の「南アルプスの天然水」。5時間かけて登ってきた人だけが、楽しめる至極の天然水ですね♪
<水場の案内標>

で、どこかと探す必要もなく、小屋のすぐ右に天然水が出ていました♪
結構、枯れてチョロチョロしか出てない水場もありますが、ここは違います。
水量もあり(500mlのペットなら5秒くらいで満杯に)、とっても冷たくて、美味い!
これだけで鳳凰三山に登ってきて良かったと思うくらい幸せ

今回は長い登りで1リットルくらい飲み物が無くなってましたので補給。
山の上だと水500mlでも3〜500円はしますから、なんか1,000円くらい節約にもなるなぁって考えちゃいました。
<南アルプス天然水>

ちなみにトイレは小屋の右側に、男性用(大用)と女性用が分かれて5つ設置されています。その横には男性用(小用)の建物もあります。1回100円でバイオトイレで綺麗ですが匂いが結構あります・・・。
水はシャワーのようなもので流す方式。始めの人は使い方に困るかも。富士山のトイレも同じような方式だったような。
ここから薬師岳小屋までのコースタイムは1時間30分。
無雪期登山道の案内標に従って進みます。積雪期は登山道が違うんだな〜と思いながら。。。
<13:35 薬師岳小屋までの登山道>

ただ、今日の山登りは平和に終わることはありませんでした。
薬師岳小屋まで残り30分。樹林帯をそろそろ抜けるかなというところで、遠くで雷鳴


雨具を素早く装着しますが、徐々に雨が強くなって、雷鳴も近くで鳴り続けています。
悪天候のときは、山登りをすぐに中止するので、3年目の山登りにして初の雷鳴との出会い。ちょっぴり、いやかなりテンパります。
選択肢は3つ?
1.南御室小屋まで引き返すのなら樹林帯の中を約45分。
2.薬師岳小屋までは、きっとあと少しなんだろうけど、危険な森林限界を超えて白砂と巨岩の稜線へ。
3.それともこの樹林帯で滞在
樹林帯の中でどうするか悩んでましたが、ここでもかなり濡れるくらいの激しい雨になり、しかもいつ止むか分からない。。。
ええい!少し雨が緩くなったのを見計らって、薬師岳小屋へ向かう選択肢を選択。
そして稜線に出て小屋まで急ごうとしますが、
・6時間も登って来て体力も消耗
・2500mを超える高山なのですぐに息切れ
と、思うように進めない中、雷鳴で目の前の空が光る恐怖と闘いながら、薬師岳小屋へなんとかたどり着きました。
んなわけで、この時間帯写真1枚も無し。。。

「薬師岳小屋」に到着したとたんに、さらに雨は激しく。間一髪って感じでした。
今回は、比較的山小屋に近いところでの雷雨で助かりましたが、前後しばらく何もない稜線での雷雨はホントに恐怖だと思いました。
午後の山歩きと、天気の急変には要注意ですね。
<15:21 薬師岳小屋へ到着>

なにはともあれ、6時間弱ひらすら登ってきた今日の行程は終了。
この雨は一時的なもの。止んだら日の入り見に行っちゃいますよ!
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鳳凰三山の山小屋:
・夜叉神の森
・夜叉神峠小屋
・南御室小屋/薬師岳小屋
・広河原山荘
・鳳凰小屋
・御座石温泉
・青木鉱泉
アクセス:
<関東方面から>
マイカー:中部横断自動車道(白根IC)下車、夜叉神峠登山口まで 約45分
<関西方面から>
近鉄バス/山梨交通
【夜行】大阪駅前[22:00] ⇒ 甲府駅[06:52](8,500円/片道、15,300円/往復)
<甲府・芦安方面から>
山梨交通 県営林道南アルプス線
路線バス・乗り合いタクシー時刻表(H25)
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- 2013.08.23 Friday
- 登山・トレッキング
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- by こじか
毎回とても参考になります。
私は両神山に行った時に相方が膝を痛めてドクターストップ。
しばらく山はお預けです。…>_<…
怪我に気をつけてくださいね。
次回のブログも楽しみにしています。